THE BAKE MAGAZINE

Web制作会社の探し方・比較方法・見積りの目安・お問い合わせ時に気をつけることって?

2016.01.11
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th_webcreation

こんにちは! THE BAKE MAGAZINE編集長の塩谷です。

私はここの編集長をしながら、いろんな会社で、Webサイトをつくったりコンテンツをつくったりしています。

そんな中で「はじめてWeb制作を発注したいんだけど、どこからどう手を出していいかわからなくって…」という相談をよく受けます。たしかに食べログみたいな比較サイトもないですし、会社によって特技や形態はバラッバラ。難しいですよね。

発注側と受注側の条件が噛み合わないままに進んでしまったプロジェクトは、なかなかうまくいきません。どちらかが損をしたり、クリエイターのポテンシャルを活かし切れなかったり……。

クリエイター・Web制作会社と良い関係でプロジェクトを進めるにはどうすれば良いのか?

まずは、頼りになるパートナー探しから。ということで、この記事ではWeb制作会社の「探し方」「比べ方」「予算の目安」「発注方法」の手がかりになることをお伝えできればと思いますので、ご参考にしてみてくださいね。読了目安は、5分です!

Web制作会社の探し方

たくさんあるWeb制作会社。1,000人以上のプロダクションから、フリーランスのクリエイターまで選択肢は様々です。

数多くある中から、目的にハマッたWeb制作会社をどのように見つければ良いのでしょうか?以下の方法をご紹介します。

1.Web制作会社年鑑を活用する
2.Webクリエイター向けの求人サイトを活用する
3.ポートフォリオサイトを活用する
4.クライアント側に直接聞いてみる
5.メディアやアワード、団体などを参考にする

1.Web制作会社年鑑を活用する

マイナビさんから出版されている『Web制作会社年鑑』では、大小様々なWeb制作会社が100社以上掲載されています。

実績一覧はもちろんのこと、従業員数や、受注額の目安、所在地などもわかりやすく記載されているので、「Web制作会社年鑑で探しています」という方は多いかと思います。

「今すぐみたい!」という方は、PDF版もある上に、Webでもかなりの情報が無料公開されていますよ!ですが、書籍で読むのがオススメです。

・Web制作会社年鑑Online

・Web制作会社年鑑2015

2.Webクリエイター向けの求人サイトを活用する

Web制作会社を探すのに実はめちゃくちゃ使えるのが、クリエイター向けの求人サイト

こちらも、制作実績や従業員数、所在地などがわかりやすく掲載されているため、各会社のコーポレートサイトをいちいち見比べる必要がありません。

ここでは、発注時の参考になるサイトをいくつかご紹介します。

MOREWORKS

Webクリエイターに特化した求人サイト『MOREWORKS』です。掲載されているのはほとんどがWeb制作会社なので、「こんな会社があるのか〜」と勉強になります。

・MOREWORKS

CINRA.JOB

様々なクリエイターのための求人サイト。ですが「WEB・デザイン・広告」などで会社別に選択表示することが出来るので、スムーズに探すことが出来るかと思います。会社ごとのページがあって見やすいです。

・CINRA.JOB

Poole

こちらは、Web制作会社だけではなく、スタートアップ企業も多数掲載されています。また、ライターや編集者の募集も多いので、そちらでお探しの場合にも良いかもしれません!

・Poole

3.ポートフォリオサイトを活用する

「良いWebサイトを創りたい…!」そんな時は、ポートフォリオサイトから逆探知するのもオススメです。ポートフォリオサイトとは、Webクリエイターが日々参考にしている、良いサイトを収集しているサイトのこと。


代表的なものは以下などです。

・MUUUUU.ORG
・Web Design Bookmark S5-Style
・81-web.com
・WebDesignClip
・RESPONSIVE WEB DESIGN JP
・straightline bookmark

ただし、ポートフォリオサイトには制作会社の社名までは掲載されていません。ですから、一度検索するなどして探してみましょう。

①良いサイトを見つける

②「サイト名」「制作実績」などのキーワードでGoogle検索

③制作会社が見つかれば「この制作実績を見たのですが…」と問い合わせ

4.クライアント側に直接聞いてみる

制作会社が見つからない場合、もしくは見つかってもどんな会社かより詳しく知りたい場合は、企業の広報窓口に

「このWebサイトを作った会社はどこでしょう?ちなみに、お仕事を発注してみてどうでした?」

と問い合わせてみるのもアリです。

表に出ている制作実績だけではわからない、進行方法や人柄なども、クライアント企業はよくわかっています。

Web担当者フォーラム内にある漫画でも、わかりやすく説明されていました。


ですが、もちろんクライアント企業は善意だけで対応してくださることになるので、マナーを守って問い合わせてみましょう。

5.メディアやアワード、団体などを参考にする

Web制作会社を探す際、参考になりそうなサイトをいくつかご紹介します。

はたらくビビビット

vivivit

IT企業のクリエイターのインタビューが多く掲載されています。はたらき方や、はたらく人から会社を知るのもアリかも。

・はたらくビビビット(インタビュー記事一覧)

Yahoo! JAPAN インターネットクリエイティブアワード

ユニークな企画や、先進的なアプリなどを表彰するYahoo! JAPAN インターネットクリエイティブアワード。話題性のあるものを制作したい場合、ここの受賞企業やクリエイターにコンタクトしてみるというのも手です。

・Yahoo! JAPAN インターネットクリエイティブアワード

Web Designing

WD

デジタルクリエイティブシーンを15年にわたって紹介してきた、マイナビさんの雑誌Web Designing

動画マーケティングやオウンドメディアなど毎号様々なテーマに沿って深堀りしています。そこで取材されている制作会社は、間違いなくその分野のプロフェッショナルです。

ちなみに私はWeb Designingで「塩谷舞のモノを生むカイシャ」という特集を連載しているので、よかったら見てみてくださいね!(宣伝ですみません!!)

・Web Designing
・塩谷舞のモノを生むカイシャ

I.C.E

インタラクティブコミュニケーションを主軸にする9社が中心となったI.C.Eという連盟があります。ここに所属しているのは、どこもハイクオリティな制作実績をほこる会社ばかり。

「Web制作だけではなく、イベント会場や街頭広告などにテクノロジーを活用したい!」そんな希望がある場合、ぜひ参考にしてみてください。

・I.C.E

最初の問い合わせメールで聞くべきこと

お問い合わせ

いざ制作会社に目星をつけたら、次は問い合わせです。聞くことがたくさんあるので、メールの方がベターでしょう。

発注側から伝えるべきこと

以下の内容があればコミュニケーションがすごくスムーズになります。

・どんなサイトを制作したいか
(具体的な参考例があればURLも)

・リニューアルなのか、新規制作なのか

・達成したい目的は何か、ターゲットは誰か

・納期はいつか

・予算はどれくらいか

・相見積もり中なのか、コンペかどうか

※対応ブラウザの種類

※対応言語(英語・日本語など)の種類

※ドメイン、サーバーの取得もあわせてお願いしたいかどうか

※公開後の更新もお願いしたいかどうか



などです。わからなければ、※は省いて良いかと思います。

どんなサイトにしたいか、という部分は上であげたポートフォリオサイトなどを参考にリサーチしてみてください。「おしゃれな感じ」「IT企業っぽい感じ」などと、個人差のある主観を口で伝えるより、参考サイトがあったほうがずっとわかりやすくなります。

また、コンペかどうかを伝えずに話が進みまくり、デザイン提案をしてもらい、発注しなかった場合は、制作会社に与えるダメージが大きくなります。精神的にも、金銭的にも。

かつ、その評判は意外とすぐに広まってもらうもの。「あの会社はブラックだよ」と言われたりすることもあるかもしれません。

「現在●社に相見積もり中です」「コンペ費は●●万円で想定しています」というのはしっかり最初に伝えましょう。プロの制作時間やアイデアを買っているわけですから、もちろんコンペ費はお支払いしてくださいね。

制作会社から教えてもらうと良いこと

また、会社の特性を知るために

・社長の専門分野は何か
・従業員数と、それぞれの役職に何人スタッフがいるか



などを聞いておくと、ざっくりとした強みがわかるかもしれません。

社長がプログラマーであればシステムに強く、デザイナーであればデザインに強く、編集者であれば企画や編集・運用に強い場合が多いです。(例外も多くありますが…)

また、エンジニアの層が厚いのか、デザイナーの層が厚いのか……というのも聞いておくと、何に強い会社かわかりやすいかと思います。

スタイリッシュなデザインを依頼したいのに、システムに強い会社に依頼してしまうと「システムは完璧だけど、一昔前に見たことある感じのホームページ」が出来てしまうかも。その逆も然りです。

会社の強みを把握して、その会社に適切なお仕事をお願いしましょう。

デザインだけが強い会社の場合、システムは他の会社に依頼することもあるかもしれません。その場合、三社ともが同じチャットルームでコミュニケーションを進めていくなどすると、会社間の壁を感じにくいかもしれません。

(参考)チャットツールを使いたいのに、まだメールが浸透してる…。そんな企業は注目すべき、100人越えベンチャーのSlack導入事例

予算が決まっていない・相場がわからない場合は?

予算不明

初めてWeb制作を外注する場合、予算の相場がわからない!ということもあります。そして恐ろしいことに、制作会社やクリエイターによって、その価格はバラバラ。東京か地方か、というだけでも大きく値段が異なります。

以下のインタビューでは、大阪・東京間での格差を切実に伝えていますね。

(参考)【ギャラ格差】怒りの通天閣!? 「大阪の有名WEB制作会社」が東京にモノ申す! – イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」

なのでまずは「30万、100万、500万円あれば、どれくらいのサイトが出来ますか?これまでの御社の制作実績から教えてください」というように、新規見積もりではなく、過去の金額感を参考に教えてもらうことがベターです。

「少しでも安くして欲しい」というのが世の常ですが「安くしたぶん、優先順位を下げさせて欲しい」「安くしたから、制作会社側にメリットのあるサイトを制作したい」ということになり、最悪の場合は泥仕合のようになってしまうので、値段交渉は慎重にいきましょう。

また、「見積もりに時間がかかるなぁ…」という場合は、問い合わせメールが迷惑フォルダ入りしているか、相手がひたすらに忙殺されているか、詳細すぎる見積もりを制作しているかの、どれかです。

詳細見積もりを作成するのには、かなり時間がかかります。

詳細見積もりを作るために必要な情報

・ページ数を洗い出し、更新性のあるページ、据え置きのページなど、コンテンツの総量を知る

・対応ブラウザや環境を決める
(スマホのどの機種を対応させるか?どのブラウザのどのバージョンで問題なく表示させるのか)

・システムの内容
(お問い合わせフォームはあるのかどうか、独自の顧客管理システムを組むのかetc)

・コンテンツの総量と、取材、写真撮影の有無

・公開後、いつまで制作会社が修正対応を行うか

・デザインした元データの再利用(店舗広告やバナーなど)規約はどのようにするか

などの制作物の詳細をクリアにしなければ、制作会社は正しい見積もりを作成することが出来ません。なぜなら、後で無理なオーダーを引き受けてしまってモメたり、見積もり金額外で過剰労働になるのを防ぐため、最初にできる限りの条件を決めておきたいからです。

もちろん概算で算出してくれることもありますが、まずは制作実績をベースに費用感を聞いてみると良いかと思います。もちろん、実際の受注額と異なることはあるでしょうが、およその目安を知るにはそれで十分でしょう。

さいごに

いかがでしたか? 今回は発注までのことをお伝えしましたが(もしニーズがあれば)制作中・公開後のことも追って記事に出来ればと思います。

お菓子屋さんである私たちBAKEですが、社内にデザイナーやエンジニアがいるので、このTHE BAKE MAGAZINE含め多くのWebサイトは自社制作しています。

ですが現在、新ブランドのWebサイトはとある制作会社さんに依頼中。

またこれまでにも、ブランドムービーを映像クリエイターさんにお願いしたり、店舗デザインをアーティストの方に監修いただいたりしてきました。

クリエイターと協力して、いかに良いブランドを築き上げていくのか? というのも、BAKEの課題。お菓子屋さんではありますが、デザインやテクノロジーの力であたらしい価値を見つけていきたいと思っています。

もしご興味があれば、BAKEのデザインに関するエントリも読んでみてくださいね。

・同じ商品でも、こんなに変わる!?デザインとPRの力で大行列になったお菓子の舞台裏

・美大を卒業して、制作会社で働くか、メーカーのインハウスデザイナーになるか、それともフリーランスになるか?

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