THE BAKE MAGAZINE

オウンドメディアやSNSなどを、メーカーの「中の人」として運営したからわかった3つのこと

2017.03.30
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th_ciotanこんにちは! 株式会社BAKEのオウンドメディア、THE BAKE MAGAZINE編集長の塩谷舞(@ciotan)です。



あらためて少し自己紹介をすると、私は自分自身のメディア運営や、他のクライアントのPR戦略を考えるお仕事をしながら、ここTHE BAKE MAGAZINEでも編集長をやらせてもらっています。

よく色んな人から「どうしてお菓子屋さんで働いてるの?」とか「なんで広告代理店とかじゃないの?」と聞かれるのですが……

そのたび、若いメーカーで働くことの素晴らしさを熱弁しております。

BAKEで働いているおかげで、ちゃんと「お商売」というものを知って、広告に携わる人間としても、地に足をついた考え方が出来るようになってきたなぁ……と。

もちろん、まだまだ未熟な点はあるのですが。BAKEに入ってからもうすぐ2年。今日のTHE BAKE MAGAZINEでは、そのあたりをお話しする回にしようと思います。

1.お菓子が生まれるのは地球のおかげ、という当たり前のことを知る

これは1年前、北海道の十勝しんむら牧場さんに取材に行った時の様子。

突然「牛糞」の話で恐縮ですが……

かわいたフン

牛のフンが良いと良い草が生える。良い草が生えると良い牛が育つ。良い牛が育つと良い牛乳が出る。

自然から、地球から出来たものを、我々は商品として加工して、販売させてもらっている。

「当たり前」な話、なんですけど、日頃は近所のコンビニで牛乳パックを買っている側からすれば、想像も出来ていなかったことを知ったんです。

そうして生まれた牛乳から、BAKEのお菓子(この場合はクロッカンシューザクザク)が成り立っているんですね。


自分たちの商品は、どこからやってくるのか?

「完成品」だけを目にしていると、小手先でのマーケティングばかり考えてしまう。そんな自分が、本当に知るべき世界のことまで、視野を広げてもらった感じです。大げさですが、人生観が変わった取材でもありました。

ちなみにBAKEの社員は北海道出張が多いのですが、転職して入った社員が北海道の牧場見学から帰ってきては「視野、広がったわ……」という呆然モードになっていたりします。

こちらの記事もぜひ!

・学生の頃から思い描いていた目標のために、大手商社からスタートアップへ。その研修先は、北海道の山奥にある牧場でした

2.コスト感覚が正常に身につく

フリーランスのPRとして働いていると、どうしても「クライアントから提示された予算」に対して、どのように工夫して効果を出そうか……?

と考えてしまいがちです。

でも、その予算をかけたPRで、どれだけの売り上げがあるのか? ブランディングに繋がるのか? そもそも、適切な予算なのか??

そんなことまでは、なかなか考えが及びませんでした……。

そんな私が、地味に衝撃を受けたのが、購買部の舩元さんのインタビュー。

1ヶ月あたり600万の経費削減に成功!でもそれだけじゃない、BAKE「購買部」の仕事

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インタビューの一部を、以下に転載しますね。

– –


th_funamoto包装資材の管理に関しても、物流同様製造工場に行って品質管理の体制を一緒に考えたり、資材を数mm単位で変更したあとに店舗に張り付いて、お客さんにインタビューをしてみたり。原材料に関しても、砂糖が1袋30kgで納品されていたのですが、女性の多い店舗では負担が大きかったので、より軽いものに変更をしたりとか……。


th_ayaka
確かに、30kgはちょっと重たいです。



th_funamotoはい。いまは20kgの砂糖に変更して、運びやすくなりました。あとはかなり細かなことですが、店舗の倉庫があまり広くないので、全部の段ボールの大きさを1cmずつ小さくして、少しでも作業がしやすいスペースを作るようにしてみたり。


そんな細かな積み重ねをしていると、購買部設立半年くらいで、1月あたり600万程度の経費削減ができました。


th_ayaka
600万円も!



th_funamotoはい。ここでコストカットできたぶんは、より質の高い原材料にしたり、新規出店費にしたりと、より美味しいお菓子をたくさんのお客様に提供するための費用に回すことができます。


th_ayaka
毎月600万円だと、1年間で7,200万円ですもんね。すごい……!



– –


……という人が、隣の席で働いています。

取材やヒアリングで、メーカーの広報担当者さんと話していても、なかなかこんな細かいお金の話には至りません。でも、この1つ1つの積み重ねで、メーカー側はお商売をしているんです。

チーズタルトは1つ216円。その積み重ねで、BAKEという会社は営業しています。

だから、「数百万をかけて広告を作ること」への期待値がどれだけ高いか、ということもわかります。頑張らねば! と、思えます。

3.「クライアントチェック」が存在しない

これも当たり前の話なのですが、メーカーのインハウスで働いていると、クライアントは「自分たち」になります。自分自身の「良い」「悪い」という指標や、お客様からの声、そして様々なデータを掛け合わせて広告やデザイン、コミュニケーション案を考えていきます。

もちろんBAKEも、誰か一人の責任で広告を作っているわけではありませんから、複数人で社内確認しています。

ただ、やっぱりインハウスなので確認のスピードが速い! それはもう爆速です。

もし「クライアント」と距離があって、その内情がブラックボックスになっていると、制作した広告が「どうしてダメだったのか」という理由もわからないまま、謎の修正依頼ばかりが繰り返される……というデスマーチに陥ることも少なくはありません。

ダメな理由がしっかりわかると、次からはそこに配慮した上で制作出来ます。また、お客さんからの反響もすぐにわかるので、「これ、良いね!」という声に触れられることも、とっても嬉しいことです。

また、商品誕生の瞬間から立ちあえるので、PRも上流から考えることが出来るし、プロモーションムービーやWebデザイン、店舗デザイン、SNSなどのすべてのチャネルを連携して考えることも出来ます。(実際のところは、今後の課題でもあるのですが、課題があるのは素晴らしくやり甲斐のあることだと思いませんか?笑)

「インハウスで働く」ということの詳しいお話しは、BAKEでアートディレクターをしているユキさんのインタビューをどうぞ!

美大を卒業して、制作会社で働くか、メーカーのインハウスデザイナーになるか、それともフリーランスになるか?

長沼有紀

ちなみにユキさん、これまで東京勤務でしたが、この春からはシンガポール法人に勤務されます!行ってらっしゃい!

BAKEのインハウスには、こんな人がいます

と、ここまで一人語りしてきましたが、私が所属しているのはBAKEの本社にある、「メディアチーム」というところ。

そのチームで働く仲間を、すこし紹介させてください!

Photo by Misaki Nawa

Photo by Misaki Nawa

まずは、ロゴデザインからWebデザイン、パッケージデザイン、新聞広告デザインまで、幅広いクリエイティブを手がけている井手口さん

th_ciotan
「井手口さんは、大手Web制作会社からの転職組ですよね」



aa_ideguchi
「はい、そうです」



th_ciotan
「やっぱり、環境はかなり違いますよね?」



aa_ideguchi「ですね。制作会社にいたときは、どうしてもクライアントから営業、営業から制作……と、あらゆることが伝言ゲームになっちゃって。今は何かあるとすぐ反映出来るし、お客さんの反響が近いのが良いですね」

th_ciotan
「でも、お菓子屋さんで働く、っていう選択肢も珍しいですよね?



aa_ideguchi「はい。やっぱり、王道ルートじゃないですからね。制作会社にいた方が、広告賞とかは狙いやすいとは思います。同僚も多いから、スキルアップはしやすいと思う。

一方、BAKEは自分がクライアントだから、自分にかなりの決定権があるんですよね」

th_ciotan
「どっちが良いですか?」



aa_ideguchi
「僕は、正直今の方が楽しいですね。でも、人によると思います」




th_ciotan「ですよね。でも、BAKEもインハウスのデザイナーが増えてきたから、チームでの仕事も増えつつありますよね」



aa_ideguchi
「ですね!」



ーーちなみに、井手口さんが過去THE BAKE MAGAZINEに書いてくれた記事はこちらです。1万5000PVまで伸びた、人気記事となりました。

・「シズル感」と「読みやすさ」ってどうやってデザインで解決する?お菓子専門ウェブメディアのリニューアルで使った手法



お次は、BAKE(としては)古株でもある、2014年入社の野崎さん。写真撮影やSNSの更新を担当しています。

th_ciotan
「野崎さんの部署、最近人が増えたよね」



aa_nozaki
「そう!すごく嬉しい〜。」



th_ciotan
「人が増えて、環境は変わった?」



aa_nozaki「今一緒に働いているのは、シンガポール人のジュネルさん。あと、先週はBAKEの中国支店で働くムーさんが、中国のSNS、WeiboWe Chatのことを教えに、東京まで来てくれて」



th_ciotan
「グローバル化がすごい」



aa_nozaki「そうなんだよね。みんな日本語ペラペラだから助かるけど。言いたいことをちゃんと言うし、社長をはじめ、ストレートで素直な人がBAKEに集まるから、楽しいよね」

……とのこと!野崎さんのインタビューには、こちらのメディアにも掲載されているのでぜひご覧くださいね。

・STARTUP DESIGN vol.03|株式会社BAKE デザイナー 野崎 彩花さん(はたらくビビビット)




最後に、今このチームをまとめているのは、黄珊珊(Kou Sansan)さん。

大手外食チェーン店にてマーケティングをされていたのですが、2017年にBAKE入社。現在、部長としてチーム体制を整えつつ、チームリーダとして指標を作り、どんどん取り組まれている真っ最中です。

th_ciotan「前職は超大手でしたが、そこから比べるとまだまだ若くて小さいBAKEに入社されてみて、いかがですか? ここだけの話……」



aa_kou「前の会社はもう完成されていたんですよね。だから、自分が手をかけられる領域って、ほんの少しだったんです。でもBAKEは……」



th_ciotan
「あまりにも未完成……?」



aa_kou「はい(笑)。でもだから、自分が作り上げる楽しさはありますよね。

あ、あと、塩谷さん昔のTHE BAKE MAGAZINEの記事に書いてましたけど、甘いもの苦手なんですよね? 実は、私もなんですよ」




th_ciotan
「本当ですか。甘い物苦手のお菓子屋さんがここにも……!」




aa_kou「えぇ。でもBAKEの商品は、甘いものが苦手な私であっても、本当に美味しい。だから、いつも試食が楽しみなんですよね」



th_ciotan
「すごくわかります(笑)」



aa_kou「転職するとき、“商品に愛を感じられるのか”を一番重要視していたのですが、BAKEはちゃんと愛せる商品がある。それに、店舗やWebサイトや、パッケージなどのクリエイティブにも愛を感じられるというか……。

今も、インハウスや外部のクリエイターさんと色々作り上げていく途中ですが、良いものが出来上がっていくのは楽しいですね」


th_ciotan「BAKEのデザイン力、ここ2年で本当にパワーアップしてると思います……。最初はスピード重視で完成されてなかった部分も、どんどんクオリティが上がっていくし」



aa_kou「成長真っ最中の企業だから、まさにスピード感ですよね(笑)。だから面接でもいつも、「ゼロから作り上げるのが好きですか?」って聞いていますね」




ーーということで最後に。お気づきかとは思いますが、このチームで働く、Web戦略に取り組む人材を全力で探しています!!


探しているのは、メディアチームマネージャー。各ブランドのSNSやWebサイト、そしてこのTHE BAEK MAGAZINEや、お菓子に特化したメディアcake.tokyoをディレクションするポジションです。(つまり、私もかなりお世話になることになりますので、何卒、何卒……よろしくお願い致します…!!)

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